まずは毎日続けて、真似して、自分スタイルにカスタマイズする

おはようございます。

 

やよいです。

 

今日は、

「天才たちの日課 女性編」

という本より、

小説家オクティヴィア・バドラー(1947‐2006)の言葉を引用します。

 

「書きたくても書きたくなくても毎日かくこと」

 

私はこのブログを始めるにあたって、まずはそこだけ守ろうと思う。

テーマや文体、長さなど変わってくるかもしれないけれど、

自分のスタイルが確立できるまでは「書く」ことを止めないというルールをもって日々記録してきます。

 

彼女は、1954年(6歳か7歳)に見た映画に対して

「私ならこれよりおもしろい話が書ける」

と思ったことがきっかけで、12歳でSF小説を書き始め、その1年後には作品を出版社に提出している。

それはもちろん評価されなかったようで、1976年に初めて自身の小説の出版にこぎつけた。

書き始めてから17年後にやっと、実を結んだのだ。

その間大学卒業後は、皿洗いや電話セールス、倉庫番など一連の「ひどくつまらない仕事」をして食いつないでいた。

朝は早く(3時や4時)に起き、仕事に行くまでの時間で小説を書いていた。

毎日。

 

 

思ったら突き進むこと、

12歳で自分の天職に気づいて動いたこと、

結果が出なくても諦めないで続けたこと。

 

本当にすごいと思う。

 

私は、何かを毎日続けたことなんて本当になくて、よくて1カ月、酷いと1回しかやらないなんてことも。

続けていたとしても、それは部活だったり仕事だったりと、自分で選んだ道とはいえ強制力のあるものだけ。

 

彼女に倣って、とにかく書くことを続けてみたいと思います。

 

あと、バドラーが言っていたのは

「作家になりたいのなら5・6人の作家の生き方を観察して、その人たちがやっていることを参考にするのがいい」

ということ。

”参考にする”というのは、そのまま”真似する”ことではなく、そこから

自分のスタイルを確立する

といういうこと。

「うまくいった人は自分にとっていいやり方をみつけたわけ」

 

私は34歳にして「自分のスタイル」がない。

自分で決めたつもりが、人に翻弄され続けてきた人生。

そろそろ本当に自分がやりたいことや、生きやすいスタイルを確立したい。

 

 

自分に自信がなくて悩んでいる人がいたら、まずは理想の人を観察してみて、やってみて、自分に合うスタイルにカスタマイズしてみては?

真似は悪くない。

そのままそっくり同じにするなんてできないんだから。

 

 

では、今日も良い一日を。

 

※参考:「天才たちの日課 女性編」メイソン・カリー著、金原瑞人/石田文子訳、フィルムアート社